欠陥住宅対策北陸ネット勉強会で講師を担当しました
本日は、欠陥住宅対策北陸ネット主催の勉強会にお招きいただきました。
昨年にオファーをいただいた時には「欠陥住宅事件対応の基礎知識」というお題だけでしたが、年明けに能登半島地震が起こり、「震災対応の特殊性を踏まえた各論」もテーマに加わりました。
とても重いテーマです。
私達が日頃取り組んでいる欠陥住宅紛争では、構造欠陥(耐震性不足)が問題になる事件でも、現に地震被害を受けて倒壊・損傷等していることは稀有です。
あくまで「将来の地震の際に生命・身体・財産が侵害される」という将来リスクに対し、補修費用等の損害賠償を請求する事件です。
しかし、今回は能登半島地震で現に住宅が倒壊・損傷しているのです。
実際に被災された方からのご相談に対応される場面を想定して種々の資料をお示ししましたが、どの程度お役に立つ情報をご提供できたか心もとありません。
ただ、WEB参加の方も含めると約50人もの方にご参加いただいたうえ、とても熱心にお話をお聞きいただき、質疑では意見交換もできて、とても良い時間を過ごさせていただきました。
また、勉強会終了後には懇親会もあり、美味しい食事をしながら皆さんと談笑させていただきました。
北陸ネットの皆様、お世話になり、本当にありがとうございました。