建築士とのトラブル

建物は、建築士の設計に基づいて建てられます。
ですから、そもそも設計が間違っていたり、施主の希望に沿ったものでなければ、それに基づいて建てられた建物にも問題が起こります。
ところが、施主の希望や安全性を軽視したような設計を行ったり、勝手に仕様を変更したり、過大な費用を請求するといったトラブルもあります。
そして実は、耐震偽装のような故意によるものだけでなく、知識不足・能力不足によるミス(過失)によってトラブルが起きるケースも多いのです。
ですから建築士は、自分に責任があると思っていない、あるいは認めたがらないのです。
そこで、きちんとした法的根拠に基づいて責任追及していく必要があります。
下記に具体例を挙げましたので、こういったトラブルに遭った場合は当事務所へご相談ください。
弁護士神崎は、建築トラブル対応の豊富な実績とともに、建築関係の業務にも多く携わってきましたので、建築に関する専門知識はもちろん、建築士の考え方なども理解しております。
注文者の希望を聞いてもらえない
- 建築士が「自分の作品」のように考えて設計を進めて、見映えだけはいいが、注文者の希望を無視した設計をされてしまった。
予算超過の設計
- 打合せを重ねてようやく完成した設計図書をもとに建設業者から工事見積を取ったら、当初から伝えていた予算額を遙かにオーバーしており、建築できない設計になっていた。
設計料の増額要求
- 上記のように設計図書に問題があったために、建築士に設計の修正を依頼したら、設計料の追加や増額を要求された。
無断の設計変更
- 施主に無断で、建築士が施工業者との間で設計変更して、工事を進めてしまった。
業務の放棄
- 工事途中に、設計図どおりの施工で不都合が生じた点を指摘したりすると、建築士が怒って現場に来なくなってしまった。
建築士とのトラブルの解決実績
実際にご依頼いただき、当事務所が解決した事例を紹介しております。