能登半島地震の被災地の視察調査に行きました
8月17日に欠陥住宅全国ネットの幹事会が金沢市で開催され、翌18日に能登半島地震の被災地視察調査に行きました。
金沢大学の村田晶先生(地震工学)にご案内いただき、輪島市街地から門前町の被災建物を見分して、帰路は内灘町の液状化被害も見ました。
報道では繰り返し見てきたのですが、被災現場を目の当たりにすると、やはり大きな衝撃を受けました。
いろいろと感じるところはありましたが、次の点がとりわけ印象的でした。
①崩壊建物の近傍に、ほぼ損傷のない建物もあったこと
②改修建物では構造補強を適正に行ったか否かにより明暗が分かれた様子が窺われたこと
③地震発生から7か月以上経過しても、いまだ解体撤去が進んでいないこと
④限られた基幹道路がダメージを受け、復旧のための大型車両等のアクセス障害が発生していること
被災された方々には心よりお悔やみ申し上げるとともに、1日も早い復興を祈念しております。