欠陥住宅京都ネット第25回大会でパネルディスカッションに登壇しました
本日は、欠陥住宅京都ネット第25回大会でした。
メインテーマは、いわゆる「別府マンション事件」に関して最判平成19・7・6及び最判平成23・7・21が示した『建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵』。
立命館大学大学院法務研究科 松本克美教授と同志社大学法学部 荻野奈緖教授に、とても興味深いご講演をいただきました。
私は、①ご講演に先立ち、裁判例の調査結果報告を担当するとともに、②ご講演の後、パネルディスカッションにもご一緒に登壇・議論させていただきました。
私自身、別府マンション事件第二次上告審で弁護団の一員として最高裁の弁論期日や平成23・7・21の判決言渡し期日にも出席していたので、この問題は、当時から、まさに重大な関心事でした。
しかし、今回の企画で、奥が深い問題であることを改めて痛感し、今後もさらに検討してゆく必要を感じました。